ピアノが好きな先生のブログ

カテゴリー: 子育て

自分も含めて、言葉を知らない。

言葉を知らないと、相手に伝わらない。

相手に伝わらないと、誤解されたり、反発されたりする。

すると、人間関係がうまくいかない。自分も相手も嫌な思いをする。

嫌な思いをすると、自分よりも弱い相手や、周りに対して暴力的になったり、反発したり、相手の嫌なことをやってしまうことがある。

そんなことになると、本当は優しい人、本当は頑張っている素敵な人の輝きが感じられなくなってしまう。

そうならないために、言葉を大切にしていきたい。

こんな時はこういうと良いよ。こんな言い方が良いよと言える人でありたい。

確かに、嫌なことを言う人は嫌だけれど、

本当は言いたくないかもしれないし、嫌なことを抱えているから言っているのかもしれない。
それをキャッチできる人でありたいと思う。

最近読んだドキッとした本

みなさんは、スズキメソッドを知っていますか?

バイオリンを練習している人にとって、一度はきいたことがあるかもしれません。スズキメソッドというのは、バイオリニスト鈴木鎮一氏が考案した、バイオリンの教育法です。

今回、縁があって、愛に生きるという本を読ませていただきました。

この本、もし自分の子どもに何か習い事をさせている方や指導者の方は一読すると良いかもしれません。

なぜなら、才能のある人だ!すごい才能をもつ子だ!と思う子でも、必ずやっていることがあるはずです。

それは、練習です。

でも、それと同じくらい大事なのは、それを取り巻く環境ではないかと思います。

子どもとどのようにかかわり、環境を整えていくべきか、本を読みながら考えさせられました。

私の息子もピアノを習わせているのですが、私と同じ弾き方になってしまいます。

良いところも悪いところも、練習の仕方や弾き方の癖なども。

そう、怖いくらいに。

自分自身もレベルアップせねば!

〜のせいだ!という理由?

ここ数日、とても冷え込みました。

道が凍ってけがをしたり、体調を崩したりされていませんか?

さて、今日は私の息子の「だれかのせいにしてしまう」心理について考えてみたいと思います。

私には娘と息子がいるのですが、仲が良いときもあれば、良くないときもあります。

「パパー・ママー姉ちゃんがね・・中略・・姉ちゃんのせいだ」

姉が取った。弟が取った。〜のせいで、うまく行かなかった。

〜すればよかったのに。なんで?また〜した、〜してきたなどなど。

聞いていると頭痛がします。

これって、私の家庭だけではないかも知れません。

人はどうして、「〜のせい」と考えるのでしょう?

・自分は悪くないと証明するため?

・自分は正しいことをしていたと認めてほしいから?

・(途中まで)うまくいっていて、じゃまされたから?

・そもそも、なにかしていてうまく行っていなくて、イライラしているから?

・イヤという言葉が出てこなくて、「〜のせい」と使っている?

ほかにも色々な理由があるかも知れません。

親としてできることは2つ。

「聴くこと」・「認めること」

「どうしたの?」「そうなんだ。〜が嫌だったんだね。」

認めてほしそうだったら、なにか良いところを見つけるのも良いかも知れません。

・残さず食べたね。

・食器を出してくれて助かるなぁ。

・たくさん本を読んだね!

・〜を手伝って!ありがとう。

・〜ってどういうの?教えて?

・〜ができたね!さすが!

・やるなぁ〜!

・ナイス!

・〜頑張っているね!などなど。

これって、クラスの子にも使えるなぁと思いました。

恥ずかしい話、私はこれだけ書いておきながら、できていないことはいっぱいあります。でも、少しずつ少しずつみなさんと成長できればと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。

それでは、また♪