ピアノが好きな先生のブログ

カテゴリー: 学級活動

送る会の劇をどうする?

インフルエンザ一過。

なんとか、私はかからずにすみましたが、更新が遅くなりました。

みなさんは体調、いかがですか?

さて、私は今年、2年生を担任しています。

今年の送る会、皆さんの学校ではどんな出し物をしますか?

ダンスをしたり、

6年生の感謝の気持ちを歌で表したり、

体育館を飾り付けしたり、

招待状や手紙などを贈るところもあるかも知れません。

私は今年、劇をしようと思っています。

スイミーの音楽劇。

みなさんはご存知でしょうか?

今ではYoutubeで手軽に音源を提示できるので、とてもいい時代になりました。

ゴールを子どもたちに提示して、本番に向けて練習していこうと思います。

ただし、あまり日がないのと、

全国的にインフルエンザが流行しているので、

2年生の子どもたちが覚えている(であろう・・)

スイミーをチョイスしてみました。

6年生に向けて、みんなで頑張って!のメッセージが伝わる劇になったらいいなぁと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。

では、また♪

QUってなんだ?

児童理解やクラス編成の時期になりましたね。

そこで、クラスの指標として使われているQUについて今日は説明したいと思います。

私もQUの見方が分からない一人なので、一緒に学んでいければと思います。

QUアンケートとは、早稲田大学の河村茂雄先生が考案したアンケートです。

いじめや不登校などの問題行動の予防や対策、学級の状況を確かめる材料の一つとして行うアンケートです。

学校生活意欲と学級満足度の2つの尺度で構成とあります。

(hyper-QUのみ、ソーシャルスキル尺度も測れます。)

佐賀教育委員会のHPを見ると、

小学校の学校生活意欲は

①友達関係

②学習意欲

③学級の雰囲気の三つから構成されていました。

例えば、①友達と仲良く過ごすことができているか ②自分の考えを伝えることができているか ③困った時に友達が助けてくれるか のようなことが問われるのではないかと思います。

続いて早稲田大学のHPには

学級満足度尺度
横軸 ‐ 被侵害得点:不適応感を覚えたり、いじめや冷やかし等を受けたりしていないか(ルールの確立)
縦軸 ‐ 承認得点:子ども達の存在や行動が教師や友人等から認められているか(リレーションの確立)

と載っていました。

IMG_8415.jpeg

簡単に言うと、

横軸が左だと「嫌なことがある」状態

縦軸が下らへんにあると「認めが少ない」状態にあります。

横軸が左の子には困っていることがないか聞いてみる。そして、どうしたら取り除けるか一緒に考えて行動してみる。

縦軸が下の子には、褒めや認めを増やしてみる。友達と関わる場面や認めあう場面を意図的に作るのも良いかもしれません。

私も、QUアンケートを生かしていきたいと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

それではまた♪

以下参考・引用URL

佐賀教育委員会ホームページ

児童生徒の学校生活における意欲

https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h25/04_soudan/q-u_yaruki.htm

早稲田大学 Q-Uについて

https://www.waseda.jp/sem-kawamura/about/outline/#qusel2-1

委員会はどうしたらいいんかい〜

寒いオヤジギャグですみません。

委員会なのですが、

私がうまくできていません。

委員長と直前になって

「今日はどうする?」→ふりかえり→次がんばろう!→あんまり変わらない→はじめに戻る

というループをしてしまっています。

そこで今日は委員会の目標(特別活動の目標)を学びたいと思います。

文部科学省 学習指導要領解説「特別活動」p11~20には、特別活動の目標について書かれています。

以下、引用です。

“特別活動は、「集団や社会の形成者としての見方・考え方」を働かせながら「様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いの良さや可能性を発揮しながら手段や自己の生活上の課題を解決する」ことを通して、資質・能力を育むことを目指す教育活動である”とあります。

その中で視点として書かれていたのが、4点の視点が書かれていました。

以下、視点を引用してあります。

(1)特別活動における「人間関係形成」、「社会参画」、「自己実現」の視点

 ①「人間関係形成」

 ②「社会参画」

 ③「自己実現」

(2)集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせる

(3)様々な集団活動に自律的、実践的に取り組み、互いの良さや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決する

 ①様々な集団活動

 ②自主的、実践的に取り組む

 ③互いの良さや可能性を発揮しながら

 ④集団や自己の生活上の課題を解決する

(4)特別活動で育成を目指す資質・能力

 ①「知識及び技能」(何を知っているか、何ができるか)

 ②「思考力、判断力、表現力等(知っていることできることをどう使うか)

 ③「学びに向かう力、人間性等(どのように社会・世界と関わり、より良い人生を送るか)」

委員会の活動自体にABCといった評価はありません。

ただ、委員会の活動を通して、自分たちで人間関係を形成して、

学校のためにどんな取り組みができるか?

どうしたら実現できるかというのを考えることではないかと思います。

また、“自主的”とあります。

先生や誰かに言われてではなく、自分から進んで考え、行動することが大切なんだなとわかりました。

例えば、図書委員会だったら、

学校のみんなが本をあんまり借りてくれない。

どうしたらもっと、借りてくれるのだろう?

委員会で話し合い、「本100冊プロジェクト」なる取り組みを考えたとします。

借りてくれたらスタンプを押してたまったらしおりがもらえる。

他の学校でもされているかもしれません。

ただ、大切なのは子どもたちが主体となってと言うところです。

私たちは子どもたちにどんなことを気づいてもらいたいのか、

どう育って欲しいのかを考えて仕組むことこそが重要なのではないかなと感じました。

私も理想を描いてがんばりたいと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。

それではまた♪