児童理解やクラス編成の時期になりましたね。
そこで、クラスの指標として使われているQUについて今日は説明したいと思います。
私もQUの見方が分からない一人なので、一緒に学んでいければと思います。
QUアンケートとは、早稲田大学の河村茂雄先生が考案したアンケートです。
いじめや不登校などの問題行動の予防や対策、学級の状況を確かめる材料の一つとして行うアンケートです。
学校生活意欲と学級満足度の2つの尺度で構成とあります。
(hyper-QUのみ、ソーシャルスキル尺度も測れます。)
佐賀教育委員会のHPを見ると、
小学校の学校生活意欲は
①友達関係
②学習意欲
③学級の雰囲気の三つから構成されていました。
例えば、①友達と仲良く過ごすことができているか ②自分の考えを伝えることができているか ③困った時に友達が助けてくれるか のようなことが問われるのではないかと思います。
続いて早稲田大学のHPには
学級満足度尺度
横軸 ‐ 被侵害得点:不適応感を覚えたり、いじめや冷やかし等を受けたりしていないか(ルールの確立)
縦軸 ‐ 承認得点:子ども達の存在や行動が教師や友人等から認められているか(リレーションの確立)
と載っていました。
簡単に言うと、
横軸が左だと「嫌なことがある」状態
縦軸が下らへんにあると「認めが少ない」状態にあります。
横軸が左の子には困っていることがないか聞いてみる。そして、どうしたら取り除けるか一緒に考えて行動してみる。
縦軸が下の子には、褒めや認めを増やしてみる。友達と関わる場面や認めあう場面を意図的に作るのも良いかもしれません。
私も、QUアンケートを生かしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまた♪
以下参考・引用URL
佐賀教育委員会ホームページ
児童生徒の学校生活における意欲
早稲田大学 Q-Uについて
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